クララ・ヴェニス

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generator
Generator, the PV
ジェネレーター(Generator)は、ユートピアの反対語である暗黒郷を描いたピーター·リンチ監督によるプロモーションビデオ(PV)である。前衛ポップシンガーでテルミン奏者でもあるクララ・ヴェニスが、紛争後のパンクな世紀末の世界を歩く。コーマック・マッカーシーの2006年の著書『ザ・ロード』、マーガレット・アトウッドのサヴァイバルの大典『洪水の年』、ノーベル文学賞受賞者のドリス・レシングのSF小説シリーズ『カノプス・イン・アルゴス』らを参照し、このビデオは断片化された超現実的な世界を漂流する人間(クララ)の物語である。我々の未来はすべて暗黒郷へと向かっているという仮定に疑問を投げかける内容になっている。

POWER TO THE PEOPLEに際して
ジェネレーターでは、黙示録後の世界にて、POWERをひとりの人間が悪用者たちから取り戻している。ビデオの中でクララは、触る事なく演奏できる唯一の楽器であるテルミンを奏でている。そこには、希薄な空気とミュージシャンの伝導力のみが存在している。テルミンがメタファーとして表しているのは、POWERとは破壊ではなく心掛けて創造に使われなくてはならないという事であり、それに関わるテクノロジーは全ての人々のために使用されるべきだということである。

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クララ・ヴェニスは、ひとりの少女によるマルチ楽器バンド。クララは、ポップな感性を持つソングライターであり、テルミン奏者。 クララのライブは、彼女が単独で歌い、テルミン、エレキバイオリン、エレキギター、ウクレレや鉄琴などの楽器を同時に奏でるエレクトリックオーケストラである。クララの歌はすべての愛のうた。 クラシック、サーフパンク、トップ40、フランスのトーチソングにに至るまで、慎重な選択を行う。また、彼女は、東京ストリートスタイルに21世紀のバーレスクを絡めたような衣装、ヘアメイクの変換の多くを含む拘束視覚的なスタイルを持っている。すべての彼女のステージでは、ビジュアルアーティスト、ケン・オガワによるオリジナル映像がバックグラウンドに投影されている。

www.claravenice.com

peter
ピーター·リンチは、カナダで最も活躍する映画制作者の一人である。彼の作品は、時にヴェルナー·ヘルツォークとエロール·モリスと比較される。彼の最初の短編作品である『アロー・ヘッド』は、1994年にジニー賞を受賞した。1996年には、カナダで最も評価されているドキュメンタリー作品『プロジェクト・グリズリー』を制作し、それらは、後の『ザ・ヘード・アンド・ア・ウェール・オブ・ア・テール』への系譜となった。2001年の『サイバーマン』は、世界50カ国もの国際映画祭にて上映され、多くでベスト10の長編映画としてあげられている。彼のインスタレーション映画『バッファロー・デイズ』は、トロント国際映画祭にてプレミア上映された。リンチは、1980年代よりビデオアートやインスタレーション作品を手がけており、ブライアン·イーノ、ナム·ジュン·パイク、ビル·ヴィオラとシャーリー·クラークの作品を輩出した画期的なメディア祭であるビデオ·カルチャー·インターナショナルを組織した。近年では長編ドラマを中心に制作している。
http://peterlynchfilms.com